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終わらないガンナーの悲劇

 フェレットにとって忌まわしき思い出であるクラゲ潜りとクモ責めから一日が経過していた。
 その時の責めで、クモの口から放出された媚薬入り唾液を浴びた事により、全身が風が吹くだけでも強烈なくすぐったさを感じる程にまで敏感になってしまったフェレットは現在、何も衣服を付けてない全裸姿で盗賊達が玩具を閉じ込めておく石造りの牢屋に閉じ込められ、壁から伸びる鎖に両手を頭上で繋がれて強制的に立ち状態で拘束されていた。
 項垂れている為、彼女の端正な表情は見えないが、それが却って彼女が服従の奴隷にされた事を顕著に現しているように見える
そして、フェレットが閉じ込められている牢屋に、もう二つの人影があった。その二つは、彼女が気付かない間に牢屋の鍵を開け、フェレットが閉じ込められている牢屋へと入ってきた者の影だった。
だが、フェレットはその謎の訪問者を見ようとはしなかった。正確に言うと、彼女は誰かが入ってきた事に気付いていなかった。
「ほら! さっさとやっちゃいなよ! でないと、アンタもこいつと同じ目に合うよ」
「い、いやです! そんなの、出来る訳がありません」
声色から女性と判断される人影の一つが、もう一つの人影に向かって、小声で何かを命令する。それに対し、指示されたもう一つの人影は、これまた女性と判別できる声でおどおどとしながらも対抗していた。
「あ、そう。逆らうんだ~。そういう魂胆なら、こっちにも考えがあるんだよね~」
 人影の一つ、盗賊娘が思わしげにそう言うと、懐からうちわを取り出し、拘束されたフェレットに向かって仰ぎ始めた。

「ひきゃああ?! あっっあひゃっあひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! なにっっなにいいいいいいひひひっひひひひひひひひひっっひゃははっははははっはははっはははははははははは!!」

その刺激に、項垂れていた顔を突然襲いかかってきた感覚による驚愕とくすぐったさによって思いっきり顔を前面に上げ、堪える間もなく嬌声を上げ見悶える。

「んにゃははははははははははっはははははははっはははは!! ダメっっ風だめへへへへへへっへへへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! あおがなひっひひひっひひひひひゃひゃひゃひゃ!! 仰がないでよバカぁあああっははっはっはっはははははっはははははは!!」

 僅かに風が肌に触れただけでもくすぐったさに悶える状態のフェレットに、人工的に強烈な風をぶつけるうちわの攻撃は、彼女をお腹の底から強制的に笑わすには充分であった。くすぐったさから逃げたいかのように、桃色の長髪を目一杯振りまわしながら、フェレットはくすぐりに身悶える。

「ぷひゃははっははははっははははは!! くっっくくぅぅ~~っっんひゃっっひゃひぃ~~~~っひひゃははははっはははははははははあははははははは!! あっああ、あぁ~~っっはははははははははははははははは!!」

 うちわの風は首から膝までを断続的に接触し、フェレットに言い知れないくすぐったさを与える。そして、掌で踊るかのように一仰ぎごとに律儀に声を上げ喘ぐ彼女に、盗賊は満足感を覚える。

「くひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! ふぁあっっあはっははっはっはははははははははあははははははは!! ああああっっっぅひぁああああっははははっはあははははっはははははあははは!!」

「ほらほら、アンタがアレをしない限り、いつまでもうちわで仰ぎ続けるよ~」
 ニヤニヤと笑みを浮かべながら盗賊娘はそうもう一つの人影へと問いかける。
「わ、わかりました! やります! やりますから、それを止めてあげて下さい!」
 フェレットが肌に送られる刺激に叫び、笑う姿に耐えられなくなったのか、人影の一人は慌てたような口調で、盗賊娘にうちわを仰ぐのを止めさせる。
「はいは~い。ほら、仰ぐのを止めたよ。さっさとやっちゃいなさい。人思いにね」
「フェレットさん、ごめんなさい…………。でも、私にはこうするしか…………………………。っ! ウィンド」
 盗賊娘に促されるように人影、否、セフィーナが、謝りながらフェレット目掛けて、自分の得意魔法である風の魔法を放った。しかし、それはフェレットを直接狙って放たれた物ではなく、正確にはフェレットの側面、丁度左のわき腹と腋の下の中間地点を目掛けて発射された。

「はっはぁああああああ!? いやぁぁぁ~~~~~~っはっはははっはははは! やっっあっっくぁあああああああ!! はっははっははははっははははははははは!! わ、わきやだってばああっははっははっはははははっはははっはははははははは!!」

 セフィーナの狙い通りの場所に魔法は着弾した。風の魔法は、フェレットの側面に現れたかと思うと、収束された風が爆発するかのように四方へと吹き荒れる。その風の動きは、風が少し吹くだけで猛烈なくすぐったさを感じてしまう程に敏感肌になっている彼女へも当然のように届く。その風はうちわの時の比ではなく、彼女の体を存分に悩ませた。

「やめなさっっっっっやめぇ~~~~っっはひゃははははっはははははははははははは!! きゃひっひひひひひひひっひひひひぁああああああ!! あっん! んひゃはははははっはははははははは!! それやめへっへっへへへへへへひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 触られて最もくすぐったい箇所とされている腋の下と、それと同等のくすぐったさを誇る箇所であるわき腹を、セフィーナの放つ強烈な風魔法の余波が襲いかかった。全身が性感帯を超えて、超過敏状態となっているフェレットにとって、その風はあまりにも悪魔すぎる刺激だった。

「きぃぃぃぃぃぃっっ!! きひゃ! ひひゃは!! ひゃはは! あははっははははははははははははは!! やだっっもうやっっっっっっきゃははっははははあははははははははははははははははははは!! やぁ~~~~~~~~~ッ!!」

 鎖をガチャガチャと鳴らしながら、風から身を守ろうと懸命に身を揺するが、鎖に繋がれた状態では満足に行くはずもなく、逆に自分が少し動いた事により発生した微風により肌を刺激され、さらに苦しめられる事となってしまう。

「く、くすぐったいっ! にゃはっははははははははははははは!! いひゃ! ひゃははははははっはははははははっははははははははははははははあはははははは!! 風出さなひへへへへへっへへへへへっ!! おねがひひっひひひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 フェレットは涙ながら、笑いながらそう懇願するが、セフィーナはともかく、彼女を閉じ込めた盗賊娘にその声を聞く意味が無かった。
「ほらほら~。もう一発ズドンと撃っちゃってよ! 今度はあの胸の辺りが良いかなぁ。あ、間違えても私に向けて撃とうなんて思わないでね。まあ、思って、運よく私を倒せても、この牢屋の鍵は私以外が持ってるから、脱走なんて出来ないんだけどね」
 彼女の言う通り、この牢屋へは最初にセフィーナ含む三人で訪れ、一人が牢屋を開け、もう二人が中へ入り、入らなかった一人が鍵を閉め、指定時間になったらもう一度来て二人を牢屋から連れ出す。これにより、反乱を未然に防ぐ事が出来るという寸法だった。
「う…………。わ、わかりました………………。ウィンド(ごめんなさい、本当にごめんなさい)」
 そして、そのシステムを知ってるからこそ、逃げられないと知っているセフィーナは、申し訳ないという思考で一杯にしながらも、風の魔法をフェレットから見てやや前方で破裂させる。

「っっっ!? んあっっあっっあぁぁ~~~~~~!! あひゃっっひゃははっははははははぁぁぁん!! ふぁああっぅくひゃははははははははっははははあははははははははあ!! やだっっっくぁああああああああ!! ひゃめへぇ~~~っ…………あっあああああはははははっあはははははっははははぁぁああああっっ!! 」

 全裸姿という、肌を守る物など皆無の状況での胸周辺での風の爆発。それは、彼女の上半身全面をほぼ等しく責め抜いた事と同じであり、フェレットはその未知の感触に踊らされ、甘い声と笑い声の両方を混ぜ合わせたかのような声を口から漏らす。

「きゃふっっふひゃははっはははっはははははははぁぁぁ……! いっっやあああああああっははははははっははっはあはあははははははっははあはははははっっきゃはぁぁぁぁぁん!! 何コレ!? なんっへひゃははっははっははははっははははははははははははははははは!!」

 発育に期待が持てるが未だ乏しい胸へと襲いかかる強烈な官能を刺激する気持ち良さ。しかしそれを上回る上半身全面に広がるくすぐったさ。その二つの刺激は、彼女を狂わせるには充分だった。
「ん~~~? ちょっと気持ち良すぎた~~? 乳首、ビンビンに起っちゃって~。可愛い一面もあるじゃん」

「ちがっちがははっははっはははあはははははははは!! これはっっこれはぁぁ~~~~! はっぁああっっはぁぁぁぁん! はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! やめっやぁ~~~~~~!!」

 口では否定しても、体は刺激に正直に反応してしまう。フェレットがなけなしのプライドでそれを否定しても、それをまともに聞き入れる人間などいないだろう。彼女の女の部分はは素直に反応し、小さな膨らみの先端にある桃色の突起が主張を初める。それを見て体に火が灯ったかのように赤くなる彼女だが、その感情もくすぐったさに負け、笑う事に意識を全て持っていかれる。

「もうやだぁぁああああっははっははっはははははははははははははは!! あっっふぁああああん! っっんぁっんひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! やめっっっんああああああ!! はひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! ひゃっっくぅぁああああああんっん~~~~~~!!」

 拘束されてない自由な足をジタバタと暴れさせて、今襲ってるこの刺激がいかに気持ち良くて、くすぐったいかを身で現す。ただ、その行為も、自らくすぐったさを招く行為でしかなく、フェレットは自分の首を絞めるようにさらに見悶える事になる。

「あっっあふっっふひゃあああああっははっあはははっあはははははははははははははははははは!! はうっっ! うひゃはははははははははははははは!! しまっっしふぁはははははははははははははははははははははは!! やっくっくすぐったぃぃ~~~~~~~~!! いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 このくすぐったさから逃れるためには動く事を止めればいい。しかし、それを出来るぐらいには、彼女はくすぐりに対して耐性を持っていなかった。フェレットは風の刺激に踊らされるように、もしくは体が逃げ場を求るように無意識的に動き、その度に自分を苦しめ、笑い地獄に自身で堕ちる。

「ふひゃっひゃああああっはははっははははっははははははははははは!! あっっあ~~っっひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! あははははは! 無理よぉ~~~っっはははははははははははは!! 動かないなんて、で、できなひひひっひひひひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! いやぁぁああああああ!!」

「バカだね~。動かなきゃこいつの風魔法しかくすぐったさを感じる事は無いのにね~。ささ、エルフ巫女様。この悶え苦しんでるおバカなカウガールの股間に、もう一発ゴバっと撃ちこんじゃって~」

「!! そ、それはぁああははっははははははははははははははは!! それだけはやめへへへっひゃはははははははははっははあははははは!! そんなのっ壊れちゃうわよぉぉおおおおほほほぁっあっっあはっあははははははははははははははははははははは!!」

 盗賊娘の話している事が聞こえたのか、笑いながらも自分に出来る精一杯の嘆願をする。全身敏感になっている状態で、女性の証である箇所を責められたらどうなるか、フェレットは考えたくなかった。だが、自分には絶対に耐えられない刺激が襲う事は分かる。故に、泣きながら彼女は許しを請うのだ。 
「も、もう、やめてあげて下さい! 足を動かしただけであんななのに、女の子の、あんな所に私の魔法の風を当てたら――!」
 フェレットの必死なそれを聞いて、見ていられなくなったのか、セフィーナ自らも盗賊娘の説得を試みる。
「ん~~? あんたは自分の立場が分かってないのかにゃ~ん? いいじゃんやっちゃえよ~。こいつと面識ないんでしょアンタは? だったらいいじゃん。全く知らない赤の他人なんだから、思いっきりやっちゃいなよ~」
 確かに、盗賊娘の言う通り、セフィーナとフェレットの二人に直接の面識はない、二人ともリナリーを介して、こういう人がいるという認識しか互いに持っていないのだ。それでも、セフィーナはリナリーから自分達を助けるためにフェレットとツェンの二人組に協力して貰ったのを聞いている。故に、セフィーナは軽々しく他人だからと切り捨てる事が出来ない。例え全く知らない赤の他人だとしても、セフィーナは切り捨てる事はしないだろうが。
だが、それも普段の話。今、普段とは言い難い状況で、捕らわれているという現状で、その判断は彼女は出来るであろうか。
「ほらほら~~。早くやらないと、あんたをクモの餌にしちゃうよ~。今撃てば、クモの餌にはしないであげるよ~」
 最初の頃なら、この案にセフィーナは乗っただろう。自分の身を犠牲にしてでも、目の前の捕らわれ苦しんでいる女の子を助けようとしただろう。だが、セフィーナは既にイヤという程くすぐりで苦しめられた。出来る事ならもう二度と味わいたくないと思う程に、そして、やればくすぐられない、やらなければくすぐられるという天秤は、彼女を保身に走らせても仕方ないだろう。
「…………ごめんなさい、フェレットさん。本当に…………ごめんなさい」

「イヤッ! イヤイヤイヤ~~~~っはははははっあはははははははははははははははははははははは!! それだけはっっそれだけははははっははははははははははは!! 許してっっっよしてえっへへへへへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! いやあああっっいやはははははははははははははは!!!」

 セフィーナのその謝罪に、フェレットは恥も外聞も捨てて泣き、許しを請う。だが、セフィーナは目を閉じ、集中するかのように魔力を練り始める。そうして、フェレットの発言を聞こえないように誤魔化す。そうしなければ、今から自分が行い非道に自身が耐えきれない気がしたからだ。
「…………………………。―――っウィンド」

「イヤっっいやぁ…………。っっっっ!!! あっっあああああああああ!? くぁっっひぎゃあああああああああああああああああああああああ!! あっははっははっははははははっははははっははははははははははははははは!! はははははははははっははははっはっっはぁあっぅはぁぁあ~~~~~~~~! いやぁぁああああああああああ!!!」 

 嫌がる彼女をものともせず、まるで死刑を告げるようにフェレットの秘所よりほんの少し前方にセフィーナが放った風の魔法が爆発した。その風は、彼女の下腹部から足の付け根、そしてまだ毛も生えてない秘所へと接触し、過敏状態の彼女の官能を一気に限界まで高め上げた。
 その刺激に、フェレットは体を出来る限りのけ反らせ、他人が聞いてて痛い悲鳴を上げた後、体表面から来るくすぐったさに笑い狂い、次いで秘所を刺激したあまりの快感に溺れ、訳も分からぬまま一気に絶頂に達し、そのまま意識を闇に落とした。
「あらら。ちょ~っとキツすぎたかな~。耐える間も無く一気にイッちゃった」
 秘所から滑り気のある液体を流しながら、足を支える力を無くし、腕が頭上で拘束されてるが故に倒れ込めず、膝を軽く曲げた状態で気絶したフェレットを一瞥しながら、盗賊娘はそんな感想を漏らす。
「ごめんなさい……フェレットさん、本当にごめんなさい……」
 対し、セフィーナは自分のしでかした所業に今更ながら罪悪感に打ちひしがれる。しかし、それをしても無駄だと言う事は、彼女が一番良く知っていた。
 暫くして、時間が来たのか盗賊娘とセフィーナの二人を送り込んだもう一人の盗賊が到着し、二人を連れだす。そしてまた牢屋の鍵を閉め、三人はそこを後にした。牢屋に残されたのは、気絶したフェレット一人。だが、彼女の地獄はまだ終わらない。





「うっくぁっっ! な、何? こ、ここは…………ひっ!」
 彼女がセフィーナの風によって絶頂に達してから約一日間気絶していたフェレットは、その意識を覚醒させた時、彼女は牢屋ではなく、アジトのある大部屋の天井に鎖で吊るされていた。その有り得ない状況に僅かに悲鳴を上げる。天井の高さはおよそ十メートルといったぐらいか。そして必死に状況を理解しようとする彼女の下には、大勢の盗賊達がフェレットの体を視姦していた。
細い両手はお約束とばかりに鎖で絡め取られ、頭上で拘束されている彼女の恰好は、上下共にピンクの下着姿でそれ以外の服は着ておらず、その細く白く柔らかい体を公衆の面前に晒している。
「み、見てんじゃないわよ! このバカ~~!」
 恥ずかしさに体を赤く染め、足をジタバタと振って自分の体を出来るだけ隠そうと奮起する。どうやら、クモの唾液の媚薬効果は切れたようだった。その証拠に、彼女は激しく足を動かす物の、悶える様子を一つも見せない
「おい、あんまり暴れると後が辛いぜ~」
 彼女が足を動かす様子を見て、忠告でもしたのかそんな盗賊の声がフェレットの耳に響く。フェレットはその言葉の真意が分からなかったが、こんな奴らの事など聞く必要がないと判断したのか、依然として足を揺らす運動を止めはしなかった。しかし、そうした事で彼女の体、正確には、フェレットを捕らえていた鎖にある変化が訪れた。
 
ガクン

「!? なっ今、体が……」
 フェレットの体が、僅かに床へと向かって沈んだのだ。もっと具体的に言うと、フェレットを拘束している鎖が彼女が暴れた事により緩み、結果フェレットが床に向かって沈んだのだ。
 その衝撃で、思わずして自分の真下を覗いたフェレットは、そこに置かれていた物を見て、自分の目を疑った。
 彼女が見た物は、横幅三十センチ、縦幅五十センチ程の小さな水車だ。どうやら自動で動いているのか、ゴウンゴウンという機械音が僅かに彼女の聴覚を叩く。そして、彼女が目を疑った最大の特徴は、その水車の、普通は水を掻く部分の箇所に、ビッシリと刷毛が生え揃っていたのだ。その数は、およそ二十前後、水車の動きが早いのか刷毛はかなりの速度を持って水車に合わせ回転していた。
「よ~し、そろそろ始めるぞ。おい、アレをこいつの許へと遅れ」
「アイアイサー。ほい、マジックハンド発射~」
 何故自分の真下にあんな物が? 何をするつもりなのか? そんな事を疑問に思ったフェレットをよそに、男の盗賊がそう号令を取ると、盗賊娘がそれに呼応して、遠隔操作式のマジックハンド四本を宙づりになっているフェレットへと伸ばす。
「ひっっ!! い、いや!! どうして私ばっかりこんな目に合うのよぉ!」
 ワキワキと轟きながら、彼女の周囲を浮遊するマジックハンドに、フェレットはまたもや小さく悲鳴を上げ、この世の理不尽を呪った。それと同時、このマジックハンドの動きからまたあの苦しい責めを受けなければならないのかと察した彼女は、無意識に体を縮こめた。
 しかし、そんな物など無駄だと言うように、マジックハンドはフェレットのその素肌に纏わりつき、持ち前の五本の指で万歳状態に拘束された彼女をくすぐり出す。

「っっくっっくひ!! ひっぁああ! やめっぁっっやめなさいよっっふっっふひひひ! ひっっくぁああ! ん……ふっぁ……くっくぅぅ……!」

 柔肌を責めるマジックハンドの責めは緩慢で、フェレットはかろうじて笑い出さずに耐える事が出来ていた。が、逆に耐える事によって口から漏れ出す声は、笑い声よりも淫靡な感じも受け取れる。

「ふっっぁ! ひゃふっっ……んっっんひひ! ぷふっっひっひひ! ひゃん! ばっやめっっ! ぁっっくっくくくくくく! きゃひ! ひぅ……!」

 くすぐる、と言うよりも、撫でると言った方が適切な表現な気がする動きでマジックハンドは彼女の体を可愛がった。
 一本のマジックハンドはお腹を掌全体を使って撫で回し、時折伸ばした指を屈折してくすぐる。その攻撃に、フェレットは笑い出す事はないまでも、堪え切れない感覚に惑わされ、キュッと閉じた小さな口から一般人より音程の高い喘ぎ声を漏らす。

「きゃふ! ふぁあっっ……あんっあふふっふふふふ……! くっくっくくくくっくくくくくくくぅぅぅ! ぁっぁっっっ! ひ……っゃひぃ! ひっひぁ~~~ くっっんふ! ふひぃ~~~~!」

 一本は、フェレットのピンと伸ばされた背中の背筋を人差し指で下から上へとツーっとなぞり、彼女をのけ反らせ、喘がせたかと思うと、今度は五本の指を立て、中指を背中の中心に置き、先程と同じように下から上へとなぞり上げる。その刺激に、彼女は息を詰まらせ身悶える。

「あふっくぁっっぁあ~~~~~!? やっそんなっっくひぃ~~~~~!! ひっひひひひ…………! っぅひぁぁぁ~~~!? あ、かっはっっ! くひぁあああっはふふっふっっふひひひっひひひひ!!」 

 二本は、彼女の細い太股をそれぞれ一本ずつ使ってイヤらしく撫でさすっていた。下着姿のため、布で覆われていない状態で送り込まれるその刺激は、彼女の喉をクックッと震わせた。

「ふぁああっっあっっくぁああああ!! そんなとこっっひゃん! 撫でないでよっあんっバカぁああ!! あふっふうふふふふふふぁあっっ!! んぁあ~~~!!」

 太股を責める手から逃れようと、自由の足をがむしゃらに動かし、お腹と背中を苛めるマジックハンドから遠ざかろうと、体を出来る限り揺らす。手首しか拘束されてないフェレットは、シャンデリアが左右に揺れるような動きでマジックハンドから逃れた。
 だが、逃げられたのは結局僅かな時間だけであり、、微かな休息を得られたに過ぎなかった。マジックハンドは、彼女が逃げたと判断するや、直ぐさま彼女の肢体に再び密着し、再び五本の指を使ったくすぐり責めを行う。

「きゃふっぁああ!! あふっふふふふふふふふ!! うひひっひひひひひひ!! ぁっっやめっっくひっっ! ふっっくっくくっくくくっくく……!! ぅ~~~~~!!」

 マジックハンドは、フェレットが逃げた戒めのつもりなのか、先程よりも若干指を屈折する時間と速度を速め、逃げ場を求め悩ましく悶えながら上下左右に動く彼女を再び弄び始めた。

「きゃひっひひひぁっっくぁっっあはは! ひゃひっひひひひいひっひひひひひひ!! ぐひっっひぐぅぅぅ……! ふぁあっっくっくぁああ~~~~~~~!! ん~~~~~~~~~!!!」

 しかし、依然としてフェレットは無茶苦茶に足を動かしている為か、無駄肉のついてない脚部にはマジックハンドは張り付いていなかった。その分上半身に四本全てが群がっているので、楽になったとは一概には言えない状況ではあったが。

「~~~~~~~~~~~~~!!! あっっあっ!! ひゃああああっっくひゃああああああ!! やっっむりぃぃ……ふっひひひひっひひひひ!! くふふふっふっふふふふふっふふぁあああっっっあひぃ~~~~~~!!」

 お腹と背中をくすぐるマジックハンドの他に、足から上半身に移った二本のマジックハンドは、それぞれ右のわき腹と左の腋の下の二点を別々に責め抜いていた。
 腋の下へと移ったマジックハンドは、二の腕から横乳に繋がるラインを中心にくすぐりを施しており、やはり指全体を使った撫で回しを中心に責め、時折指を折り曲げてくすぐるという行為を続けていた。

「ひゃめっっひゃっふぁあ~~~~!! きゃはっっゃははは! はふ! くっっくひっひひひっひひひひひ!! ひぁぁ~~~~~!! あんっっ!! あっバカっっくっふふふふ! そんなとこっっへんたっひっひひひ……! ひぁああああ!!」 

 わき腹に移行したマジックハンドは、その適度に括れがあり、柔らかい肉が付いている箇所を存分に堪能せんと卑猥な手つきで撫でていた。そして、これまら他の箇所と同じように適当な力で握り拳を半分作るみたいに指を変形させ、フェレットをこれでもかというぐらいに悶えさせる。

「あひぁ~~~~っっも、やはっっはひゃ~~~~~!! くぁあっっふあっっひはははっっくふっぅぁ! ぐひっひっひひひひひひっひひひひひひひひひ!! くぁあっっくくっくくっくくくくくくくくくくくくくっっうくぁあああ!!」

 もはや耐えているとは言い難い程に喘ぎ、悶え狂うフェレット、彼女は気付いているであろうか、マジックハンドから伝わって来るくすぐりに耐えきれずに、手首を天井から伸びる鎖で万歳に拘束され、宙づり状態となっているその美しい肢体を上下左右に逃げ場を求めて揺らす度に、鎖が緩み、その身が床へと落ちている事を。

「ふやあああっっやぁっぅひひっひひひひひひひひひ!! くぁあっっああ……んぁ~~~~~~!! くすっっあふっふふふふ! くすぐったいっっのよっっみひゃぁああっぅ! っっはひっひひひっっいひひひひひひひひひひひひ!!」

 彼女の体は既におよそ三メートル程度天井から落ちてきており、このまま行けばおよそ十分足らずで、彼女の真下に設置してある機械式の刷毛水車に、決して触れてはならない禁忌の場所が接触する事を。

「きゃうう!! ふひゃ! ひゃひひひひひひひひひひひひ!! くっくぅ……うくくくく!! ふひっっあふふふふっふふっふふふふふふふふ! んっんあっひゃんっっっ!! っ~~~~~!! あっっあははは! はひっひひひひひひっひひひぁ~~~~~~!!!」

 しかし、肝心のフェレットはその事実に気付かず、マジックハンドを触れさせまいと延々と足を振りまわし、肉体から少しでも忌まわしきマジックハンドを遠ざけようと、懸命に鎖をロープに見立て、体を動かす。それが自分自身の首を絞めているという事に、彼女は未だ気付かない。否、気付いていたのをもう一度考え直そうとしない。

「ひゃははっあふっっ! そっこはっっはぁぁ~~~~~!! やぁっっひひっひひいひひひひひひひひ!! くふふっふふふふふ! ふひゃあっっあっん! ゃぁ~~~~~~!!」

 フェレットは最初、この責めが始まる前に、体が一度沈んだ事に疑問を持った。だが、それを解に導く前にこの非道な拷問が始まったので、その浮かんだ疑問を意識の隅に放棄したのだ。故に、彼女はもう一度その事実に気付き、この状況の中で考え直さなければいけなかったが、笑いを堪える事だけで必死のフェレットには、真上、もしくは真下を見て、その異変を感じ取り、さらにそこから何があったかを考える能力が残っていなかった。

「きゃはっっはぅ~~~~っっくぁああああ! ふぁああああああ!? やっっはふぅぅぅ(え? 天井が、とお――)はひゃ~~~~!? ひゃひっっ!! ひひゃひひひひっひひひひひ(なんで? なんっまさか!?)」

 だから、フェレットがそれに気付けたのは、奇跡と言って良かった。背中をいじるマジックハンドが、彼女のツボを突き、その刺激に思わず顔を真上まで上げるほど体をのけ反った時に、異変を感じたのだ。
 そこから先は、一瞬だった。彼女はくすぐりに悶えながらも必死に考えた。この鎖は暴れる程に緩み、結果どんどんと繋がれた人物は下に落ちていき、最終的に床に辿りつく。そして自身の着地点には刷毛水車が待っている。この事から彼女は推測する。

「ひゃあはっははっっ!!くっっあふふふふふふふふふふふふふふ!! ふぁっっひゃひぃ~~~っっんあっっきゃふ! ふきゃぁ~~~~~~(私を暴れさせてあの機械に乗せるのが目的なの!? そんなの絶対にイヤ――)きゃひっひひひひひひひひひひひひ!! イヤぁああああああ!!」

 ようやく盗賊達の思惑に気付いたフェレット。自分に何をさせて辱めさせるつもりなのかを見抜いた彼女だったが、それは所詮気付いただけ。ソレを対処する事など出来る訳が無かった。せいぜい体の動きを止め、落下を遅らせるぐらいだろう。
 それでも、彼女はそれに縋るしか道は残されていなかった。そして、彼女は暴れさせてた足の動きを止め、体を捩る動きも段々と静止させた。

「くっぅっっくっくくくくぅぅぅぅぅ!! うぁっっっぁあああああああ!! やっっだめっっむりっいひゃぁあああああああ!!! あひっひひぁああっぅくふ! にゃああああああああ!!!」

 動きを止めた事を幸いと思ったのか、マジックハンドは彼女の足をも責めの対象に入れ始め、二本が下半身に移動し、思い思いにくすぐり出した。動く事を許されなくなった彼女に、上半身と下半身の同時くすぐり責めは耐え難い物であり、くすぐりが弱いフェレットは五秒を持たずして、その身を再び震わせる事となった。

「ひはあああっ! っあふっっ!! くひっっきぃぃ~~~~~~~!! だめっ止められる訳なっっなひひっひひひひひっひひひひひいひひひ!! ないわよぉぉぉ~~~~!! んっふぁああああああああああ!!!」

 フェレットの泣きながらのその叫びに、盗賊達はようやくこの拷問の意図に気付いたのかと声には出さずに思った。そして、今までが前戯で、ここからが本番とでも言いたげな表情で、男の盗賊の一人がマジックハンドのくすぐりのレベルを上げるように盗賊娘へと手で指示を出し、盗賊娘はそれを了承し、フェレットを苦しめるマジックハンドのレベルを最大に上げた。

「ひっっくひっっふひゃああ!? あっ、あああっっああああああああっっっっっっあはっははははっはっはっはははははははあはははあはははははは!! あははははははははははははあははははははははははは!! やあああっっやあああああああああ!! やははっやはははははははははははははははははははははは!!!」

 フェレットは、急にマジックハンドのくすぐる強さが変わったのに、見事に翻弄された。そして、堪える間も無く口から笑い声を吹き出し大声で笑い始めた。

「いひゃっっひゃひゃああははっははっははっははははっははははははははは!! なんでっへへへへへへっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! 急にっつよくふふふふっふひゃはっはははははははははははははははははははは!! ムリよっっ!!こんなのむりいいいっひひひっひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

 最早なりふりなど構ってられないのか、先ほどよりも大きく体を動かし、マジックハンドの動きから何とか逃げようと奮起するが、レベルが最大になったマジックハンドは、彼女の体の動きを予測し、追随してくるため、一時たりともくすぐったさから逃れる事が出来なくなっていた。

「バカっばかあああはっははっははははははははははははは!! 離れてっすこしでいいからっははっはっはっはあっははははははあははははははははは!! はなれてええっへっへへへへへへへへ!! ひひゃああっははあっははっはははあはははははは!!」

 上半身と下半身から迫りくるくすぐったさに耐えきれず、脚部も滅茶苦茶に振りまわしていたが、足に密着していたマジックハンドは、がむしゃらに動かす脚部には張り付けないと判断したのか彼女の上半身へと再び移動し、今度こそ完全な意味で密着し、その指で責め立て始めた。

「やっっくひゃははっははっははっははあははははははははははははは!! バカっそれもだめえええっへへっへへへ!! やだってばああっははははっははははははっははははあははは!! くすぐったいいいいいいいっひひひひっひいひっ!! ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 マジックハンドは、先程までの時折くすぐる等といった生易しい物ではなく、常時信じられない早さでこちょこちょと動き、的確に弱点を責めると言う、数分前とは比べ物にならないほどのくすぐりで、彼女の体を徹底的に苛めていた。

「やだっっもうやはああああああっはっははっははっはっははははははははははははははは!! やめてっっ早いのやめてええっへへへへへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっうひゃはははははははははははっはははあはははははははあははは!! やめてってばああああっはっはははっははっははっははははははっははははははははははははは!!」

 フェレットの体に密着し、責め続ける四本のマジックハンドは、両脇の下、両わき腹といった、まず触れられたらくすぐったくてたまらない箇所に張り付き、フェレットが最も苦手とする手法でくすぐっていた。

「にゃはっはははっははっはははははははははは!! あっっあはははっあははははっはっはははっははははっはははは!! たすっったすけてえへっへっへへへへっひゃひゃひゃひゃひゃ!! こんなの、耐えられないよぉぉぉっっひきゃははははっははははははははははははははははは!! くすぐったいいいいいい!!」

 わき腹を責めるマジックハンドは、指を五本肋骨に突きたて、ブルブルと震えながら押しつけてくすぐるという方法でフェレットを笑い叫ばせていた。

「ぐひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! ひぎ! ぎひゃははははっはははははははははははははは!! キツっきついいっひひひひひっひっひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! やめてっそれやめてえええへっへへへへへ!! ひゃははははっはははははっはははははははあははは!! お願いいいいっっいぎゃはははははははははははははは!!」

ブルブルとわき腹を弄んだかと思うと、唐突に指をこちょこちょと轟かせた本格的なくすぐりを彼女に与え、くすぐりにバリエーションを持たせ、フェレットのお腹の底から笑い声を放出させる。

「ばっっやひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! 痛いいいっひひっひひっひひひっひひひははっははっははははははははっは!! お腹いたいいいっっっひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! こちょこちょやめてええっへへへへひゃひゃひゃひゃははっはっはははっはははははははは!! やめてってばあああああああ!!」

 体を精一杯振りまわしても絶対に離れないマジックハンドから送られてくるわき腹の弱点くすぐり責めに、フェレットは小さな口を大きく開けて下品な笑い声を上げる。そして、暴れるたびにどんどんと床に近づいていくが、今襲うくすぐったさに踊らされている彼女はそこに気を配る事が出来ない。地面との接触まで、あと四メートル。

「みぎゃははははっははっははははははははははは!! や、やだっっやああああっははっははははっはははははははははははは!! い、いやぁぁあああははははっはははははははは!! しぬっしふふふふふふふっひゃはははっはっはははははははははは!! こんなの、死んじゃうってばああっはっはははっあははははははははは!!!」

 思い切り下に垂れ下がった眉、深く刻まれた眉間の皺、痛いくらい閉じた瞳からどうしようもなく零れ出す涙、開いた口から出てくる涎と笑いの入った泣き声。そのどれもが、彼女が感じているくすぐったさの凄まじさを物語る。

「く、くるしっっくひゃははははっははははははははははははは!! くるひっひひっひひっひひひっひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! もうっっくぁあああっははっはっはははははははははははっははは!! やだああああああっはっははあははっはははははははっはははははははははははは!!」

 鎖で万歳状態に拘束され、無防備になっている腋の下で二本のマジックハンドは拷問を開始した。腋の下で最もくすぐったい箇所である窪みを人差し指でカリカリと高速で優しく引っ掻きくすぐる。

「や!? やっっやあああっはははっははっはっはははっははははははははは!! だめっっそれダメっっやめなさひよっっぁっひひっひひひっひゃははははっはっはははははははははは!! やめてってばああああっっ!!! く、くふふふふ! くすぐったいからやめてええっへへへっはっはははっははははははははははははははは!!」

 それだけで充分すぎる程の反応をフェレットは示す。が、それではマジックハンドは物足りないのか、今度は五本の指でくすぐり出す。すると、フェレットの反応が顕著に激しくなり、盗賊達をさらに楽しませる。

「ぐぎゃはははっはははははっはっはははははははははははは!! いやははははっははははははははははは!! もういやあああっははっははははっはははははははははははははは!! きらいいひひひひっひひっひひひひ!! この手もキライいいいいっっうぁあああっはっはははっははははははっはははははははは!!」

 鎖をジャラジャラと鳴らし、激しく身を揺すり悶えるフェレット。だが、何をしてもマジックハンドは彼女の体からは決して離れず、逆に動く事で体力を消耗してしまう。事実、彼女の体は既に汗にまみれ、その汗によってマジックハンドは滑りを得、さらに激しさを増していく。その激しさに耐えきれずに身を揺すり、徐々に体を地面に近づける。そんな悪循環が彼女を襲っていた。

「いひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! あっっはひ! ひぎゃはっははははははははははははっははは!! くすぐったい~~~~!! っくひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!っっあああああっあはははっあははははははっはあははははははははは!! もうくすぐりやだああああああっははっはははははははははははは!!」

 そして、いつしか気が付けば、フェレットの秘部が水車に到達するまで、残り一メートルを切っていた。
 その段階に来て、ようやく自分が置かれている状況の危険性をフェレットは認識した。あまりにも遅すぎる認識だった。

「いやあああっはははっははははははははあっ!! 近いっ! 近いってばあああっははっははははははは!! ヤダ! あんなのやだああああっははははっはははははははははははははははは!!」
 足が下品になるのも構わずに広げ、クレーンのような体勢を取り、少しでも水車の脅威から遠ざかろうとする。

「おねがいいいい!! あれだけはやめへへへっへへへへへへ!! はははっははっはははははははは!! あんなの耐えられないわよおおおっっきゃああはははははははははははははははは!! 今度こそ、おかしくなっちゃふっふふふふふふふふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 泣きながら盗賊達に自分が今されようとしているモノの危険性をアピールするが、盗賊側にとっては、その危険にどれだけ悶えてくれるかを楽しみにしているのである。盗賊達にとって、彼女の叫びは自分達の胸を高揚させる栄養剤でしかなかった。

「びゃはっはははっはははははははははは!! くるうっっあんなのっっあんなのおおっほほっほほほほほっっほぁああっはっはははははっははははは!! あんなの狂っちゃうわよぉおおおおお!! 助けて、お願いたすっっふひゃあああっはっははははははははあはははははははははははは!!」

 負の連鎖に捕らわれた彼女に救済の道はなかった。フェレットが辿る道は、もうどこまで行っても、相手の思い通りにしかならず、誰かの掌で踊り続ける道しか残されていなかった。彼女の運命は、もう運命とは呼べなくなっていた。

「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! いやっっくあああっははっははははははははははははははは!! なんでもする! なんでもするからあああっはっはっはははははははははははは!! これだけはやめ、やめてえええっへへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 盗賊達が住むこのアジトに、かつての自信に満ち溢れたカウガールの姿はどこにもなく、今ここで悶え叫び、笑い苦しんでいるのはただの哀れな少女である。プライドを欠片も無く破壊された、無残な一人の女の子でしかない。

「いやあああっっ!! いやあああはっはははっははははははははは!! 落ちたくない!! 落ちたくないいいいいっくひゃああああっははははっあはははははははは!! 許して! ゆるっっゆふぁあああはっははっはっははははははははははははははははは!! よして、よしてえええええええ!! あははっあははははははははははは!!」

 五十センチ、三十センチとどんどん距離が近くなってくる毎に、彼女の叫び声は増えた。もし足を閉じてたならば膝程度まで接近している刷毛水車に、フェレットは言い知れない恐怖を感じ、泣きながら懇願する。

「ダメっっ本当にだめだってばあああっっぐひゃははははっははははははっはははあははは!! 落ちる! 落ちちゃううっっふひゃああははははっはははあああはははははははははは!! イヤ、イヤ! イヤあああああッッ!! 止まって、止まってえええへへへへへっひゃははははっははっあははははははははははは!! 」

 止まる為には悶えるのをやめればいい、しかし、そんな事が出来るならば彼女は下になど落ちていない。つまり、そういう事。逃げ場など、最初から与えられていなかったという事だ。

「あっっああああ!! ダメっっ! これ以上はだめえええっへっへひゃはははははっははははははははははははははは!! いやあああああああああっははっははははははははははははっはははあははは!! このままじゃっっこのままじゃあああっはははっはははっはははっははははは!! 私っわたしいいいいひっひひひひひひっひひひひ!!」

 そして、イヤイヤと首を振りながら悶える彼女の思い虚しく、フェレットが散々嫌がっていた水車と、彼女の禁忌の部分が接触する。

「きぃぃいいいいいいいい!? あっっあああああああ!! ひゃああっはっはははははははははははぁああん! やだっっこれやだああああっっふぁあああっはっはっはははははははぁっぁぁっぁあん!! んあっっひゃめええええええ!! んあああっはははははっははあはははぁ~~~ん!!」

 それは、フェレットにとって信じられないほどの快感とくすぐったさだった。今までに何度か盗賊達の手によって、『そういう事』を体験させられたフェレットであったが、今回のこの刷毛水車の責めは、それらを大きく上回り、彼女に襲いかかっていたのだ。

「ひゃああああっっあっっくああああっははははっはあはははっはははははははは!! やだっっやだあっっはっっぁあぁあああ!! 変になるっ! へんになるからあああっははははっはははっはは!! きゃはぁあああぁぁん! ふぁっっくぁああっっひひゃあああっははははっははははっ!!」

 耐え難い責めがフェレットの秘所で繰り広げられていた。刷毛は、彼女を狂わせる適度な硬さと彼女の秘部を存分に撫で回せる長さ、そしてくすぐったさも感じさせる柔らかさを持っており、又、風車に取りつけられた二十本それぞれが違う長さや硬さを持っており、一つ一つ違う感触で、彼女を責め立て、笑い悶え、官能に溺れさせる。

「ひあああっっひゃああああん!! ひゃめえっっこれひゃめえええっっふひゃはっはははっははははははは!! マジックハンドもやめええっっえひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! くしゅぐったいいいい!! いひゃああああっっふぁああん!」

 ピンク色の下着に守られた筋を、高速で何度も何度も刷毛で擦られる感覚に、彼女は呂律が回らなくなるほど悩ましげに鳴き、笑い悶えた。マジックハンドのくすぐり責めも一向に激しくなるばかりで、フェレットは官能を高めながらもくすぐったさに喘ぐという状況に追い込まれていた。

「ひゃぁぁっっくぁあっっふぁああっっあひゃははっはははははははははははははっっはっっああああっふぁぁ~~~ん!! ひひゃぁぁ~~っっひゃだっ! こんなのひゃだぁああっっふあああっはははっははっはっは!! おかしくなりゅふっふふふふふふひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 このままこの水車責めを受け続けていたら、自分の何かが終わる。そんな身も心も堕ちてしまいそうな感覚に駆られたフェレットは、なんとかしてこれから抜けだそうと、腰を必死に動かし、彼女の触られたくない箇所から水車の標的を逸らそうと模索する。が、それを読んでいたのか、盗賊達は新たな行動を開始する。
 盗賊達は、新たに二つの遠隔操作式マジックハンドをフェレットに向けて発射し、二本は彼女の細い足首をそれぞれ掴み、横に開脚した状態で固定させ、わき腹をくすぐっていたマジックハンドが、腰を掴み、決して移動できないように固定させたのだ。無論腰を掴む手は揉みくすぐりを施しながら。

「ひゃあああっぅくひゃあああああ!? ああっっひゃめへっへへへっはははははははははははははは!! 動かさしへっへへっへへへ!! このままじゃぁぁっっはははっははははは!! 壊れるうぅぅぅっっ私こわれひゃうからああっはははははっはあははっははあはっははははは!!」

 強制的に刷毛が股間をくすぐる位置に体を固定させられたフェレットは、少しでも水車から体を動かせないかと無駄な足掻きをしながら、自分の限界を叫んだ。が、それを聞き届け、慈悲を送る人間などこの場にはいない。

「ふひゃああっぅんああああああ!! あん! ゃあああっうひひっひっっくああはっははっははっははははははははは!! はぁぁ~~~~!! ひゃだぁっっ……! こんなの、こんなぁっっあはははっははははっははははははははっははは! あっあっあふっっあくぅ~~~~~~~!!」

 腰を動かせない状態になり、延々と刷毛責めを局部に受けているフェレットの息遣いが段々と激しくなり、白い体が真っ赤に火照っていく。
346062.jpg


「ふぁあっっあふっふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁぁぁん!! もうひひゃぁ……こんなのひひゃよぉぉっふぁ~~~ん! くひひっひひひっひぁっはっははははっははははは!! くしゅぐったいよぉぉぉ……ひひゃあああっはははっははははっははははははははは!!」

「いい反応だなぁ姉ちゃん! だが、刷毛の速度を上げたらもっと気持ち良くなるんだろうなぁ?」

「~~~~~~~~~~~~~!? やっっやあああっはっははっぁぁあっっははっはははははっぁあああん! これ以上、はやくしないでええええへっへっへへへへへへへへひゃっひゃはははっはははっははははははは!! 今で、もうっっげんかっっっはひゃああああああん!! 限界だからあああああああ!! いやっっいやああああああ!!」

 信じられない! 盗賊の言葉を聞いてフェレットは真っ先にそう思った。どこまでこの連中は自分を苦しめたら気が済むのだろう。どれだけ痴態を眺められたら私は解放されるのだろう。そんな思いがフェレットの心中に去来する。が、それで今がどうなるわけでもない。フェレットが感じた感情は結局逃避でしかない。

「ほらっスピードアップだ! せいぜいくすぐったさと気持ちよさに悶えな!」

「まってっっまっっっっ!! あっっあああ!! あああああああああ!! やだっっはやいっっはやああはっはははっはっははっははぁぁぁぁん!! いっっいやぁぁっっ!! こんなのいやああああっはっはははははっはははははははは!! ひあああああああん! やっっんぁあああ!! くひゃああっはっははははっはははははははっははははは!!」

 フェレットの懇願虚しく、股間を苛めていた刷毛水車の駆動音が大きくなり、刷毛が回るスピードが上がる。速度を上げた刷毛水車はさらにフェレットを苦しめ始めた。彼女は自信にとって耐える事など無理に等しい強烈な刷毛責めに、今までより激しく悶え始め、体をさらに艶めかしく仰け反らせ、嬌声を吐き出し始める。

「ふぎゃはははっははははははぁぁぁっっいっっくぁああああああ!! やらああっっ!! やらああああっっあはっははっははははははははは!! 刷毛っ早いっっっ早いってばあああっぅひゃああははっはははっはははっはあはははははははははは!! 弱めてっっ弱めてよぉぉぉっっえひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃゃ!! むりっむりむりむり~~~~~~っっあはあっっぁぁああはっはっはははははっあひゃははははははははは!!」

 刷毛水車は、もはや刷毛一本一本が残像を纏う程度に速度を上げており、フェレットの官能を限りなく高めてゆく。先程よりも数段激しい快楽が彼女の秘所から襲い、その快楽の凄まじさに彼女の美しい肢体は電流が走ったかのようにビクビクと痙攣し、口からは涎が流れる。その姿は正に扇情的という言葉が当てはまりそうだ。

「ひゃらぁぁあっっくひゃぁぁっっびゃはははははははっはははははははははは!! もうやめひぇええっっくひゃははははっははっははははははははははっっんっぁあああああああ!! 刷毛がっ刷毛がぁぁっっこんなのっあぅぅぅっっうぁぁあああんん!! こんなのっ狂っちゃうってばああっっひゃあっっひぅぅうっぅっふひゃあはっははっははははははははははははは!! やぁぁああっっっもうやらああああっはっははははははっははははははぁぁぁ!!」

 頭がおかしくなりそうなほどの快感とくすぐったさに、今まで以上に腰を動かして刷毛水車の悪戯から脱出を図るフェレット。だが、腰を掴んで体を固定させてるマジックハンドと、足首を掴んで真横に広げ、刷毛水車の効果を存分に与えてかつ脚での邪魔をさせない状態に彼女の体を固定させたマジックハンドは、梃子でも彼女の体を動かそうとはさせず、フェレットは刷毛水車の快楽を受け流す事は絶対に出来ない状態へと仕上げる。

「らめええへっへっへへへっへへへへっっぁっっぁ~~~~~~~~~!! こんなのらめえええっっやだっっくしゅぐったいいっっっ!! いひゃあははっはっははははっははははぁぁ!! うぁぁっっくぅぅ!! んっっっひっひひひっひひひひひひぁぁあっっ!! あっあっあ~~!!」

 抵抗を封じられたフェレットの口から出す笑い声に甘さが入り、目がトロンと堕ちてきている。頬は赤く染まり、ピクピクと体を痙攣させる。刷毛水車責めを長々と受けたせいか、逃避を続けていた腰の動きもだんだんと緩慢になっていき、彼女の女の部分が、刷毛の責めを受け入れようとしていた。

「くぁあっっふぁあああっはははっははははははははは! あん! ひゃだぁっ! なにこれぇ……だんだん、気持ち良く、なっていくぅぅ……うぁああっはっははっははあっはははははは!! あん! ひぁぁ……、くすぐったいのと、きもちいいのがぁぁ……ひゃふふっふふふぁぁぁん!!」

 ショーツから染み出すようにフェレットの愛液が溢れ出す。そしてそれを舐め取るように刷毛が濡れた股間を摩り、さらなる快感を与える。滑りがよくなった刷毛の動きは、彼女をさらに喘がさせ、官能を高め、絶頂へと導いていく。

「ひゃああっっあん! ダメぇ! もうダメへええっへっへえひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! ひはーーーっははっはははあはははっはははは!! イッイクぅぅ! 私イッちゃううっふふふひゃひゃははっはっはははっはははっははははは!!」

 最早腰を動かして刷毛水車から逃げると言う思考はフェレットには存在していなく、彼女は水車から送り込まれる悦楽に身を委ね、マジックハンドから送られるくすぐりにも快楽を感じ、絶頂までの道をひたすら昇っていた。フェレットの体は、精神的にも肉体的にも限界だった。

「イヤなのにぃ……あひっひひひぁああっはははっははははは!! コイツ等の前で、イキたくなんかっっふぁああっはははっははっはははははは!! ないのにぃぃいい!! あっっあああ!! ムリぃぃ! こんなのっっむりひっひひひひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

「あっっああああ!! イ、ック……! あはあっははっははははははははは!! ダメ! イク! あっあっあはっあっはあっはっははっはははははは!! はああ! あっっぅぁっっいやああああああああああああああ!! んああああああああああああああ!!」 

 刷毛水車の動きに性欲を抑えきれず、高まった官能を鎮める事が出来ず、フェレットは一際高い嬌声を上げて、絶頂に達した事を盗賊達に知らしめた。
 しかし、盗賊達の拷問はまだ終わりではなかった。

「あっははははっはっははははっははははははは!? イッた! イッたのにひっひひひひっひひひひひひひゃひゃひゃひゃひゃ!! まだやるのおぉぉぉっっひゃああああっははっははははっはははは! あん! ひぁああん! きゃああはっはっはははっはははっはあっははははははは!! もうイヤぁぁぁ!! イキたくないいいいい!! くすぐられたくないいいいっひっひひっひひゃっはっはははははははははははははは!!」

 刷毛水車は止まらず、絶頂の余韻に浸ることもさせずに彼女の官能を再び高め出し、マジックハンドも彼女がどんな状況でも構わずにくすぐり続けた。
 絶頂に達した事により、ショーツから愛液が溢れ出し、より刷毛の股間責めが激しくなり、吹き出した汗によってマジックハンドのくすぐりも強くなってくる。

「もういやああああっははっははははははぁぁぁ!! ふぁひっひひひひひひっひ!! ひぎゃははっはっはははっはははははははは!! 助けてぇえええ!! 誰でもいいから! 何でもするからああああはあっははっはっはははははははは!! もうお家にかえしてえええっへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! ひゃっは、あぁぁ~~~~~ん!」

 いくら泣いても、どれだけ懇願しても、彼女を助ける者はいない。ここは盗賊のアジト。捕らえた女で遊び、飽きたら売って金を稼ぐ、血も涙もない非道集団。フェレットの叫びは、誰にも届かない。

「あああっはっはははははははあっはっははははははははは!! い、イクぅぅぅ! またイクぅううう!! うひっひひぁあああっっきゃああははっははっはっははははははは!! あっああっっっああああああああああああああああ!!!」

 先程よりも圧倒的に短い間隔で再び絶頂に達したフェレット。しかし、一秒の余韻も浸からせずに刷毛とマジックハンドの責めが三度始まり、またもや悶え狂うフェレット。彼女がここから脱する術は、気絶して全てを捨てた時だけである。

「んひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! もう殺してえええっっ殺してよぉぉっははっははっはっはっははっはっははははははははは!! 楽に、させてええっっえひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! こんなの、死んだ方がマシよぉぉぉっっぎゃはっははっぎゃはははははははははっはっははは!! ぁあああああああああ!! イヤぁぁああああああ!!」

フェレットの生き地獄は、まだまだ始まったばかりである。



あとがき

はい、ここまで読んでくれてありがとうございました。

今回は、笑いの迷宮IFストーリー リナリーが敗北した世界でのフェレット拷問の一日を切り取ったものです。

そんなわけで、今回のテーマは『フェレットをひたすら苛める』です。…………どこかで聞いたテーマなのは気にしないでください。

今回の責めのアイデアは、むきゅ様という方から聞いたものです。緩む鎖に宙づりにされて刷毛水車にかけられるなんて、なんて酷いことを思いつくんだあの人は!

それを文字にしたのは誰なんだよって返されそうな話なんですけどね。

ああ、フェレット苛めて気持ち良かった! やっぱり嫁をくすぐるSSを書くのは楽しいね! 今後も直々書いていきたいなと思ってます。

今回のSSのフェレットのある台詞、「なんで私ばっかりこんな目に」なんて言ってましたが、

ん~~~~? 何を言ってるのかなこの子。あんなに可愛い容姿であんな性格であんな笑い方をして、拷問されないと思ってる方がどうかしてるんです! 

そしてお知らせ、明後日から一、二週間ほど家を空けるので、だいたいその間ブログ更新できません。ご了承ください。

では、今日はこのへんで、ここまで読んで下さってありがとうございました





最近フェレット成分が補給できるアイテムが増えすぎて息子がヤバイ! 

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